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仕事を効率化する仮説思考とは?

 2020/04/30 思考法 未分類
この記事は約 9 分で読めます。

    皆さんは仕事効率が上がらなくて悩んではいませんか?

     

    「必要な事しかやっていないのに効率が悪い」

    「時間内に仕事を終わることができない」

    など人それぞれ様々な悩みがあると思います。

     

    その原因として考えられるものも個人で違います。

    まだ仕事に慣れていないだったり、手際が悪かったり。

     

    そんな中で自分なりに解決策を考えてはみるものの、あまりピンとくるものがない。

    実行しても効果が見られない。

    という方に「仮説思考」という思考法を伝授していこうと思います。

     

    私もなかなか仕事効率が上がらず悩む事もありました。

    ですが、仮説思考に切り替える事によって作業効率が格段に上がりました。

    もちろんすぐに仮説思考をマスターできたわけではありませんが、繰り返す事で徐々に身についていきました。

     

    今回は、いつもの思考法から卒業し、

    仕事を効率化することができる仮説思考について詳しくお話していきたいと思います。

     

    一般的な思考法

    本題に入る前に、皆さんは普段どのような思考法を持っているのでしょうか。

    もちろん個人によって考え方は違うと思います。

    私が知らない考え方も、もしかしたらあるかもしれません。

     

    そんな中で多くの人が考えているとされる一般的な思考法は「網羅思考」です。

     

    網羅思考とは、リサーチをしてから考察や対応をしてから行動することです。

     

    思い返せば、自分もこの考え方だ。と感じる人もいるのではないでしょうか。

    もちろん「網羅思考はダメだ!」とは言いません。

    網羅思考にもメリットがあります。

     

    多くの情報を集め、その情報を基に考察や対応をしてから行動に移るので、問題解決の精度が上がるという効果があります。

    ですが、それぞれの手順に時間がかかってしまうため、効率向上は望めないと言えます。

     

    非常に丁寧なやり方で粗がないと感じます。

    決して悪いわけではないですし、網羅思考で仕事が効率化に繋がっている人もいるかもしれません。

     

    ですが、自覚がないだけで、時間がかかってしまう網羅思考をしてしまっている方が、「仕事効率が上がらない」と悩んでいる可能性があることも否定できません。

     

    悩んでいるあなたも網羅思考かもしれません。

     

    私も以前は、調べて調べて、本は隅から隅まで読んで、情報をたくさん集めていました。

    何故情報ばかりを集めていたかというと、これから行動を起こしていくのに、知らない情報があることが不安であったからです。

    むやみやたらに集めていました。

     

    まさに網羅思考ですよね。

    やけに情報だけ両手いっぱいに抱え、うまく処理できずに零れ落ちてしまう事も多々。

    上手く処理ができていなかったと言えます。

     

    私と同じような方もいると思います。

    網羅思考をやめ、新しい考え方にチャレンジしていきませんか。

     

    仮説思考とは?

    今回のテーマである「仮説思考」とはどの様なものなのでしょうか。

    名前から「仮説をする」という大まかな検討は付いてしまうかもしれませんが、詳しくお話していきます。

     

    仮説思考とは、現在目の前にある情報だけを使い、結果の仮説を立て、その結果を証明するためにリサーチをするという思考法です。

     

    一般的考え方である、リサーチから段階を踏んで結果を見つける網羅思考の手順と、結果を仮説してからリサーチするという仮説思考の手順がはっきりと違う事がわかります。

    正反対に当たります。

     

    一概に良いというわけではなく、この考え方にも必ずメリットとデメリットがあります。

     

    はじめに仮説を立てるのですから、仮説が外れる事もあります。

    しかし、先に仮説を立てておく事によって目的がはっきりし、必要な情報だけを集めればいいので、情報収集にかける時間を少なくすることができ、結果的に作業効率の向上に繋がります。

    必然的に余裕が生まれますよね。

     

    仕事をこなすのが速い人は、時間を大幅に有効活用ができる、仮説思考を持っている人が多いと言えます。

    時間の使い方が上手いんですね。

     

    あなたの周りの仕事が速いと思う人も、もしかすると仮説思考の持ち主なのかもしれないですね。

    やけに仕事が速い人にもきちんとして理由があったと言えます。

    一般よりは優れているかもしれませんが、超人ではなかったことに少し安心しませんか。

     

    私は、仮説思考にする事によってもう一つ利点があると思っています。知らない事があるのが怖いから情報ばかり集めていましたが、

    先に結果を仮説し、目的が明らかであることによって不安が減りました。

    目的が明らかだと考えるべきことも、予測されるトラブルも考慮して調べる事ができます。

    安心して取り掛かれると感じています。

    無駄に情報を集めなくてもいいので、良いところがたくさんありますね。

     

    仕事が効率化するワケ

    仮説思考を用いることで、仕事が効率化することができます。

    その理由として挙げられるものは先程から何度もお話しているように、「時間を短縮して情報収集ができる」という点です。

     

    結果の仮説を先に立てることによって、必要な情報が明らかになり、無駄な情報を探す手間を省くことができます。

    そこで生まれた時間を違う作業に活かすことができ、早期問題を解決に繋がります。

    早く問題を片づける事ができたら、次の仕事に取り掛かることができます。

    スムーズに仕事が進みますね。

     

    場合によっては少ししか短縮できないこともあるかもしれませんが、塵も積もれば山となります。

    少しの時間が集まれば、仕事1つ分くらいは余裕が生まれるのではないでしょうか。

    時間が浮いたその分、違う仕事に着手できれば結果、効率が上がります。

     

    意味のない情報収集をやめて、無駄な時間を使わないということがポイントですね。

    全部を吸収することができたら、それはそれで知識も増えますが、必ず全部吸収した知識が必要かどうかと聞かれれば、必要でないものも多いのです。

    「この目的において重要であるポイント」だけを情報収集することによって、無駄な情報も時間も削減することができるのではないでしょうか。

     

    実際に私はブログを書くのに慣れていなかった頃、とんでもなく時間がかかっていました。

    それは、情報を全部詰め込もうとしすぎていたからです。

    自分にとって難しい内容だとさらに時間がかかってしまいます。

    ブログを書く手順で一番進みが遅かったです。

    ですが、最初に書きたいことを決め、ある程度話の流れを想像してから情報を集める事によって、書くスピードが上がりました。

    情報を集める時間を短くした事で、本文を重要視できるようになりましたし、今はまだとんでもなく速く書ける訳ではないですが、本日分の仕事の他に手が付けられることが増えました。

     

    考え方を、手順を変えることで、直接的に仕事の効率化を身で感じました。

     

    仮説思考による変化

    仮説思考を取り入れることによって何が変化するのでしょうか。

     

    もちろん仕事効率の向上ですが、そこからこのような変化も得られるのではないかと私は考えています。

     

    「パフォーマンス力の向上」です。

    仕事を速くこなす事ができたら、気分が良いですよね。

    気分が良いと仕事に意欲を感じやすくなります。

    そして、気持ちに余裕が生まれ、パフォーマンス力の向上に繋がります。

     

    上手くいかない、仕事が進まないと気分が下がりませんか。

    モチベーションが下がってしまうと、何も良いことは生まれません。

    働くなら気分良く働きたいと誰しもが思うはずです。

     

    効率よく仕事ができ、尚且つパフォーマンス力も上げることができる仮説思考。

    こう考えると案外悪くないものではないと感じませんか。

     

    私は学生時代作曲を学んでいました。

    課題として、楽曲制作や楽曲編集がかなりの頻度であり、とても大変だった思い出があります。

     

    基本的に感覚で作曲することが多かったのですが、課題の数も多かったため、感覚だけでは追いつけないと思い、作業的に行うこともありました。

    その際、様々な曲を聴いてから、理論・和音構成を考え、制作作業に移っていたため、時間がかかっていましたし、自分の中で正解がないのであまり効率よくありませんでした。

     

    ですが、ある程度曲のテイスト・楽器編成・拍子などを決めてから様々な参考曲を聴き、制作に取り掛かる事で、効率が上がり最初の楽曲イメージとのずれがなく修正も減少しました。

     

    そのようにする事によって数をこなせるようになり、楽曲のクオリティーも上がりました。

    今では1週間あれば、編曲まで行う事ができるようになりました。

     

    作業効率が上がれば、自信にも繋がるのではないかと思います。

    「仕事ができる人」という謙虚ながら自分の中で思い、小さな自信を持ってください。

     

    まとめ

    今回は、仕事を効率化することができる仮説思考について詳しくお話ししてきましたが、どうだったでしょうか。

     

    あなたの考え方は網羅思考ですか?

    それとも仮説思考ですか?

     

    是非、網羅思考を卒業し、仮説思考に変えてみてください。

    そうすることによっていつもより仕事の効率が上がり、パフォーマンス力も高まるのではないでしょうか。

    もちろんすぐにできるわけではありません。

    何事も積み重ねが大切です。

    何度も試してみることによって実り、効果を発揮するのではないでしょうか。

     

    悩みを解決して、自分なりの小さな自信を持ち、「仕事ができる人」に一歩ずつ近づいていきましょう。

     

    弊社の動画に仮説思考について触れているものがありますので、

    こちらも是非ご覧ください。

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