忙しいあなたでもできる!読書を習慣にする方法とは?
皆さんは読書をしていますか?
忙しい日々を過ごす皆さんはあまり読書をしない人が多いのではないでしょうか。
私も以前は読書の時間を取れていませんでした。
しかし、とある本がきっかけで読書が習慣になりました。
本1つで習慣を変える事ができるなんて驚きですよね。
私も驚いています。
今回は、忙しいあなたでもできる読書を習慣にする方法をご紹介します。
あなたに合った読書の習慣付け方法を見つけてみてください。
Contents
読書が習慣にならない理由
何故、読書を習慣にする事が難しいのでしょうか。
仕事が忙しく時間がなかったり、人それぞれ理由はあります。
その中で代表的な理由として3つ理由が存在します。
時間がない
先程お話ししたように、一番この理由が多いのではないでしょうか。
忙しくて読書の時間が取れない、他にやることがあり、時間がかけられないなど境遇は様々ですが、とにかく時間がない人が多いのです。
時間がないと言っていても実は、時間はあります。
自分の中で読書の優先順位が下なだけです。
ですので、忙しい人の中でも読書が習慣化している人がいるのです。
飽きてしまう
本を読んでいる途中で飽きてしまい、習慣が身につかないという場合があります。
長時間字を本を読む事が苦手な人もいます。
そのような人は自分の趣味嗜好に合った本、面白いと思える本に出会えていないのです。
また、他事が気になって、集中できないこともあるのではないでしょうか。
読むのが遅い
本を読むのが遅く、自分は読書が苦手だと思い込んでいる場合もあります。
苦手なことはなるべくしたくないですよね。
それは読書に限らず同じです。
今はネット社会ですので、短時間で簡単に情報を仕入れる事ができてしまいます。
それに比べ読書は全ての情報を吸収しようとするので時間がかかり、嫌になってしまう、苦手意識が生まれてしまっているのです。
習慣付ける方法とは?
読書の習慣を付けるためにどのような方法があるのでしょうか。3つご紹介をします。
自分が興味を持てる本を読む
全く興味がない本を選ぶのではなく、最初は自分が興味のある本を選び、最後まで読み切るという事に重きをおいてください。
例えば、お洒落が好きな方は読み切れそうな、ファッション雑誌などを選ぶのが良いです。
自分が最後まで読み切れる、面白そうだと思える本を選び、読書の楽しさを味わってください。
この方法を繰り返すことで読書に対して自信が付き習慣化に繋がります。
1日10分から始める
いきなり長時間読書をしようとしても難しいです。
1日10分から始めてみてください。
徐々に増やしていく事によって、気が付いたら長時間読めるようになっています。
「絶対この時間に読む」と決めるのではなく、通勤時間や休み時間の「隙間時間」に読む事も効果的です。
そうする事で、習慣付きかつ、記憶に残りやすくなります。
弊社の動画に「読書で得た知識を記憶し続ける方法」もご紹介していますので、気になる方はこちらもご覧ください。
最後まで読まなくても良い
読み始めたからには、最後まで読まなくてはいけないという固定概念を捨ててください。
本は必ずしも最後まで読む必要はありません。
ですので、つまらないと感じたら途中で辞めても良いのです。
嫌々読んでいると、読書を楽しむ事ではなく、最後まで読み切ることが目的に変わってしまいます。
これでは読み終わった時に何も残りません。
読んでいてつまらないと感じる本は自分に合わない本だったのです。
自分に合う本を見つけて、また新しく読み始めてみてください
私はこの本で習慣が身についた!
以前は皆さんと同じように、読書時間が取れていなかった私ですが、とある本がきっかけで読書習慣が身につきました。
それは乙一さんの『ZOO』です。
ZOOは短編集なのですが、その中に収録されている「陽だまりの詩」というお話しが、なんとも心温まるストーリーです。
乙一さんの作風を知っている方は、もしかしたら、「心温まる」というワードに違和感を覚えたかもしれません。
というのも、乙一さんの作品は、用水路に捨てられる死体目線で書いたり、両目の視力を失った女の子のために、カラスが道行く人の眼球をくちばしで繰り抜いてプレゼントする話。
といったように、どこか不気味で時に、気が滅入るようなダークなお話が多いんですよね。
しかし、ZOOに収録されている「陽だまりの詩」は、主人の最期を看取るためだけに作られたなんの創造性も持たないお手伝いロボットが心を持ち、ロボット本人が感じる、どうしたらいいのかわからないというもどかしさと、迫りくる最期の時間が描かれており、
読んでいるこちらも、胸をきゅーっと締め付けられてしまうようなお話です。
何をしていいかわからないロボットが一生懸命考え、選ぶ言動の一つひとつが温かく優しい物語でもあります。
この本を読んで、自分では体験のしようがない状況でも、こんなに感情移入し、心が動くのかと、衝撃を受けたのと同時に、読書ってこんなに面白いものなのだと教えて貰いました。
そこから私は能動的に読書をするようになりました。
この本から読書の楽しさを知り、自分から本を読むようになり、読書の習慣が身につきました。
まとめ
今回は、忙しいあなたでもできる読書を習慣にする方法をご紹介してきましたが、イメージは掴めましたでしょうか。
私の場合は乙一さんの本がきっかけで、読書の楽しさに気づき、習慣化する事ができましたが、人それぞれ合う方法は違います。
私と同じように興味のある本を読んで楽しさを知ってからというのもありますし、コツコツ積み重ねていくという方法もあります。
読書はあくまで楽しんでするものです。
読書を生活に取り入れるだけで、生活が少し豊かなものになります。
忙しい日々を過ごしている方も多いと思いますが、一息つくような感覚で読書に挑戦してみてください。
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