集中と意志の弱さは関係ないらしい

FROM.髙野美海
こんにちは株式会社ニュースパイラル髙野です。
あなたは自分の集中力に自信があるでしょうか?
私はちょうど昨日、講座の運営に行っていたのですが、その講座がワーク中心の講座で、受講生の方が文章を書くというものだったんですね。
その中の受講生の一人の方が集中できなくて、一向に作業が進みませんでした。
私も、自分の集中力には自信がありませんが、そういった集中できない方はどうしたら集中できるようになるかを調べると面白いこと見つけました。
実は、自分の集中するという意志が弱いから集中できないわけではないんです!!
今回は、集中する事と自分の意志は関係しないということについてお話していきます。
Contents
集中力ありますか?
「集中力ありますか?」
この質問をされたら、私は、お恥ずかしながら、自信ありません…と答えます。
あなたの場合はどうでしょう。
昔、何かの記事か書籍で、机に向かっている時間の中で、実際作業に集中している時間を計測したらその時間の短さに愕然とするいった内容が書かれていました。
私は、怖くてできていませんが、「机に向かってる時間=生産的な活動ができている時間ではない」という自覚はあり、日々どうすればより多くのことができるかを考えたり、本を読んだりして、情報を探しては、取り入れたりしています。
集中力が続かない原因
集中力が切れるとモチベーションが下がり、やる気がなくなります。
集中し続けられない原因は一体ないいでしょうか?
1日のスケジュール管理ができていない
どんな天才だろうと1日中集中力を持続させることはできません。
しかし、1日のスケジュールを決めずに、なんとなく作業を始めてしまうとダラダラとしてしまいます。
これでは、本来続くはずだった集中力も持続しませんね…。
他事に目移りしたり、時間が経つにつれて集中力が著しく低下し、結果モチベーションも下がってしまいます。
やる気・危機感がない
課題や仕事など締め切りが存在しますよね。
まだ先だからいいやと先延ばしにしていませんか?
これではその作業を行おうと思っても「締め切りまだだから」と思っておろそかにしてしまうのです。
小学生の時の夏休みの課題を思い出しませんか?
夏休み最終日に詰め込む苦い思い出です…。
危機感が足りないのです。
危機感が足りなければ、やる気も必然的に出ません。
悪循環です。
適さない環境
適度な雑音は集中力を高めますが、雑音が多すぎると作業する事だけに神経を集中させなければならないので、逆に集中力を切らしてしまいます。
負担が大きいのです。
周りの環境は結構大事なんです。
知り合いが話しかけてくる環境だったらどうでしょう。
思わず、話してしまいますよね。
集中力は消えてしまいます…。
疲れている
集中できない原因として、自分のコンディションも関わってきます。
私はこれが一番経験があります。
体調がすぐれない日は何をしても集中できない事が多いです。
この経験と同じように、疲れていては集中する体力がないのです。
集中するにはかなりエネルギーを使います。
疲れている日、体調が優れない日は休むことも大切です。
集中力と意志の強さは関係ない
「集中力って結局なに?」
「どうしたら集中できるの?」といったことに悩み、情報収集した結果。
集中とは一種のスキルであって、そのスキルを持っているか持っていないかで、集中できている状態になるか慣れないかが決まっているという説にたどり着きました。
集中力を最大化したいと思うときに必要なのが、自分が一番集中できる方法を知っているということです。
疑問に思うかもしれませんが、集中できるタイミングは人によって違い、自分の集中できる時間を把握し、その時間に上手くタスクをスケジューリングできているというのが、周りから見て、集中力があるというように見えているということです。
当たり前ですが、いくら集中力があると言われる人でも、365日毎日いつでも集中しているわけではありません。
テレビを見てぼーっとすることもあれば、起きて何もせずにいることもあるでしょう。
では、集中して物事に取り組みたいなら、具体的には何をするべきなのでしょうか?
自分の集中できるタイミング、波を知ること
それは、ご自身の集中の波を正しく把握し、その波と上手く付き合うことです。
ですので、自分は集中力がなくて上手く物事に集中できないなーと感じている人は、自分の集中の波を把握できておらず、うまくその波を活かしたスケジューリングができていないということになります。
自分は集中力がないからと言い訳している人は、うまく集中の波と付き合えていないだけなのです。
その場合はやみくもに集中しようとするのではなく、まずは自分がどの作業がどの時間帯に取り組みやすいのかということに意識を向けてご自身を分析してみて、その結果を基にスケジュールを組んでみて下さい。
詳しくは弊社の動画でご紹介しています。
自分の集中力の波を捉え、それを最大化できるスケジューリングのスキルを手に入れることで、集中力を最大化してみて下さいね。
自分の波を捉えるのは、分析が必要ですし、大変だと思いますが、一度把握したら一生使えるので、ぜひこの機会に自分の集中の波を意識する癖をつけて、それを日々のスケジュールに活かしてみて下さい。
今すぐできる集中力回復法
どうしてもやらなくてはいけない事があるのに、集中できない!
今すぐにでも集中したい!
という時に使える集中力回復法があるのです。
3つご紹介します。
情報を遮断
集中している時やリラックスしている時に人間はα波(アルファ波)という脳波が出ます。
そのα波を持続させるためには、外部の音を遮断することが効果的なのです。
耳から色々な情報が入ってくることによって、集中力が切れ、α波を下げてしまいます。
ヘッドフォンや耳栓を使用して、耳からの情報をシャットアウトしてみてください。
作業用BGMを聴く
ただ音楽を聴くということではなく、作業用BGMを聴いてみてください。
ピアノの音はヒーリング効果があるため、α波を生まれさせることができます。
クラシックにはピアノ曲がたくさんあり、動画サイトにもたくさん載っています。
クラシックをあまり聴かないという人は、様々な曲がピアノアレンジさせているものもあるので、そちらを聴いてみるのもありです。
私は、ピアノ中心のジャズの曲を聴いて作業することが多いです。
糖分を取る
これが一番簡単かつ、すぐにできる方法なのではないでしょうか。
糖分は脳にとって大切なエネルギーになります。
糖分が不足すると、脳の活動が低下し、集中力も低下します。
集中できない時や疲れを感じた時は、糖分補給をしましょう。
手軽に食べられる、飴やチョコレートがオススメです。
集中力は生活さえも変える!
たかが、集中力と思うかもしれませんが、集中力はあなたの生活も変えるんです!
集中力があれば、効率良くものことをこなすことができ、成果も上がります。
成長スピードが早いのです。
これは日常の色々なところで関わってきます。
例えば、掃除です。
部屋の掃除をしている時、気付いたら他事をやっていて、一番の目的であった掃除は全然進んでいなかった。
なんて経験はないでしょうか?
私はあります…。
これは、掃除する集中力が足りなかったのです。
そのため、作業は進まず、時間は倍以上かかってしまいます。
集中力さえあれば、嫌な家事や洗濯なども効率良くこなす事ができるのです。
その作業効率で生まれた時間は、自分のために使えます。
頑張った分だけ、自分に返ってくると思ったら、悪くないと思いませんか?
集中力1つで生活も変わっていくのです。
まとめ
今回は、集中する事と自分の意志は関係しないということについてお話ししました。
集中力は自分の意志が弱いから、続かないわけではなく、はっきりとした原因があります。
日常生活に潜む、集中力が続かない原因が溢れているから、集中できないのです。
原因を知り、自分にとって一番効果がある解決方法を取ることが、近道です。
その方法はたくさんあります。
自分の合う方法を見つけてくださいね。
集中力を持続させることができれば、生活も変わってきます。
自分の集中力を見直し、より豊かな生活を送りませんか?
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