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人や組織を動かす影響力のあるリーダーになるためには

 2020/04/25 未分類
この記事は約 9 分で読めます。

    皆さんはキャプテンやリーダーなどチームをまとめるような役目をしたことがありますか?

     

    私は頼まれたらやる程度で自ら志願することはあまりありませんでした。

    基本的にサポートをする側をしてきたためです。

    実際にリーダーをやる時ってメンバーを上手くまとめられているとは思えないことが多かったんですよね。

    「これってちゃんと指示できているのかな」とか「失敗したらどうしよう」って。

    だけど冷静に考えていたら、案外まとめたり指示できたりできるものなんですよね。

     

    けどそれって他の人への影響を与えているかって言われたら、また別の話なんですよ。

    影響力のある人はまた別の力を持ち合わせているんです。

     

     

    今回はそんな影響力のあるリーダーたちは一体どうやって人や組織に影響を与えて動かしているのかを解明していきたいと思います。

     

     

     

    影響力とは

    まずは影響力って何のことを指しているんだ、ということから説明していきましょう。

     

    自分の力が物事や作用など他のものまでに及ぶことです。

    細かく言うと、あなたの言動・存在が、他者を変化・成長させることです。

     

    例えば、有名人が聴いているアーティストを真似して聴いてみたり、オススメする本を読んでみたり…

    あとは自分が他者の憧れに設定されたり…

    という感じで、簡単に言うと人を動かすことができる人ですね。

     

     

     

    人への影響力を考える上での前提条件

     

    人へ影響力を与えるには前提条件があります。

    まず前提条件を知って自分の固定概念を消し、一から基礎を作ってみましょう。

     

     

    人は他人をコントロールできない

    人はコントロールできません。

    相手の言動を立場・制度や指示・命令でコントロールすることは可能です。

    「え、部下たちは言うことを聞いてくれているよ?」と思う人がいるかもしれません。

    ですが、それは上司からの圧として受け取っているかもしれないのです。

    上司が言うから、社内制度に書いてあるから守っているだけかも…。

    その状況ではやる気や真剣に取り組む姿勢はないはずです。

    他人は他人という考えを持つようにしましょう。

     

     

    人は他人に認められ、愛されたいという欲求がある

    人は何を言ったかではなく、誰が言ったかに影響されます。

    何故かというと、今まで行ってきた行動に対しての信頼度が影響しています。

    正しい行いをしてきた人は少しずつ信頼を積み重ねてきており、この人なら任せられるという信用性があります。

    なので「今までこの人は正しいことをしてきた。この人だから大丈夫」という気持ちになります。

    無理やりコントロールしようとする人は、誰かに愛されたく、認められたいという欲求が強いのでその気持ちを満たそうとします。

    だから失敗してしまう結果が訪れるのです。

    そのため、リーダーになるには全てを受け入れることができる、相手を認められる、相手を愛することができる人にならなければいけません。

     

     

     

    影響を与えるリーダーになるためには

    誰かに影響を与えられるようになる前に、まずリーダーとは何か・どんな能力が必要なのか気になりますよね。

    ということで弊社が出している動画を参考にリーダーの基本を学んでください!

     

    リーダーシップとは何か?4つの具体例【マーケティング朝礼Vol.36】

     

    見ていただいたところで、リーダーになるだけではなく影響力も一緒に与えるためにはどうすればいいのかと疑問に思うはずです。

    では一体、どうすれば影響力を与えられるリーダーになれるのでしょうか。

     

     

    見本を見せる

    一つは見本を見せます。

    勘違いしないで欲しいことは、見本は「俺みたいに働け」という姿を見せることではないということです。

    そのような姿は相手をコントロールしようとしている意志があります。

    「そんなことはない!」と思っていても、実は無意識に頭の中でそう考えているのです。

    他人をコントロールしたほうが自分が動きやすくなったり、上の立場でいられるのを頭の中ではわかっているからだと思いますよ。

    自分のようになれという圧は個人の自由や考えを妨げます。

    宗教染みたように感じてしまうことにも繋がってしまいます。

    なので「自分のように」という固定概念を捨てましょう。

    相当間違ったことをしない限りは注意しなくて大丈夫です。

    「あの人のように働きたい」と思われる魅力的な姿を見せることが大切です。

     

    そして見本は他人が見たい、参考にしたいと思わせることができていなければいけません。

    そのように思われるのはとても魅力的な人です。

    そんな他人から見た魅力的な姿は2種類あります。

     

    ●本気の姿

    やらされていたり、仕方がなく働いたりしている上司を見ていたら、なんだかモチベーションが下がったという経験をしたことはありませんか?

    「俺はこの仕事なんてやりたくない」って駄々こねられても知らないよって話なんですよ。

    しかもそんな人から「お前はやらされているだけだ」なんて言われたら、イライラしてしまいますよね。

    じゃあまずお前がちゃんと仕事しろって。

    最前に立つあなたが本気で仕事に取り組まなければ、部下たちはついてきてはくれません。

    彼らは上司を見て育つのです。

    なので、自らの意思で働いている姿を見せましょう。

     

    ここで重要点ですが、「見せよう」という意思がある努力は見ない、見る気にならないものだということです。

    そういう媚を売るようなやり方は他人からは下心が見え見えで、不快に思われてしまいます。

    なので誰かに見せたい、それで評価をしてもらいたいとは考えないようにしてください。

    仕事に集中する姿こそがあなたの内面を映し、他人はその部分を見てくれるのです。

     

     

    ●いざという時に逃げない

    トラブルが発生し自分だけでは解決が困難な中で逃げた場合、信頼度が格段に落ちます。

    上司でもいませんか?

    責任は一切取らないと言い張る人。

    部下に全部投げ捨てるのかよって。

    リーダーは何か問題があったときに責任を取ることが仕事の1つです。

    現場責任者の責任を引き取り、迷いを払い、できるだけプレッシャーから解き放ってやることが大切なのです。

    なので、そのような形で仕事の放棄をしてはいけません。

    あなたが先頭に立って導くのです。

     

     

     

    相手を信頼する

    信頼する、ということについてよくある勘違い

    相手を100%信頼できないという考え方

    →信頼は0%か100%しかないので50%や80%などの中途半端な数字になることはない。

    この理由は信頼とはボリュームではなく、スイッチだからです。

    信頼はするかしないかかの二択です。

     

     

    相手の何を100%信頼するのか?

    未来に向けての変化・成長

    ●その相手の今の状態がいくらダメでも、未来までダメと決まっているわけではない

    ●人は必ず変化・成長するものである、ということを100%信じる

    ただし、自分にとって都合のいい変化・成長を期待することはいけません。

    それはただの妄想であり、妄想と違った時に無意識に相手の評価を下げてしまうからです。

    なので妄想はせず、結果が出るのを信じて現実の結果をほめるようにしてください。

    そして、その人の中にあるまだ見ぬ能力があると思ってください。

    人には必ずまだ表に出していない、まだ見ぬ能力がある、ということを100%信じることが大切です。

    リーダーである自分がまだ見ぬ能力を引き出していないと考え、自分のあり方やふるまいを見つめなおす姿勢を持ちます。

     

     

    信頼できるようになるために

    相手を信頼できるようになるためには、受け入れる力を高めることが必要です。

    そのためには、

    ●自らの価値観を見直し、その価値観がどのように形成されたのか、その背景を理解し、必要に応じて価値観の入れ替えをする。

    ●他人が大切にしている価値観をその理由となる背景も含めて理解する。

    ●他人の価値観を認めて受け入れても自分が大切にしている価値観が揺るがないことを理解する。

    この3つが大切になっていきます。

    他人を受け入れることが難しいなと感じる人は、まず相手の立場になって物事を考えてみてください。

    あとは自分だったらどうなのか、自分との違いを見つけてみてください。

     

     

     

    リーダーが自立した組織を作る

    組織がうまくまわらないことの原因はリーダーにあります。

    リーダーの仕事は商品を開発して作ることではなく、商品を売ることでもありません。

    会社が行っている事業の個々の仕事をするわけでもありません。

    事業をうまく遂行するための作戦を決め、社員に周知徹底させて速やかに実践させることなのです。

    ということは、リーダーは最良の条件で可能な目的への最短の道のりを探り続けなければなりません。

    同時に組織の成員の許容し理解する範囲を把握し、理想と現実のバランスを取る必要があります。

    それができていない限りは組織が成り立つことができません。

     

    なので、リーダーは個々の社員構成員が何を目的とし、そのために何をしなければならないのかを理解させなければならないのです。

    つまりはリーダーは社員の方向を示し、組織に方向を与えなければなりません。

     

    事業を進めていく上では原理原則を確立し、貫いていくのが基本です。

    原理原則をそのまま適応してもうまくいかない状況になった場合には現場は迷うため、リーダーは状況を早く把握しあくまでも原理原則を貫くのか方針転換するのかを改めて決定し、早急に指示をしなければなりません。

    また、前線で重要な任務を遂行している社員が迷ったときにリーダーはその迷いを振り払う必要があります。

     

    リーダーばかりが仕事をしなくていいし、残業をしなくてもいいのです。

    社員を導いていて、弊害をなくしていくことがあなたの役割なのですから。

    そうして社員たちが働きやすい環境をリーダーが作ることにより、社員たちが自ら動けるようになります。

    このようにしていくことで自立した組織が出来上がっていきます。

    自立した組織を作れるリーダーは誰かに影響を与えることができるのです。

     

     

    まとめ

    いかがでしたか?

    今回は「人や組織を動かす影響力のあるリーダーになるためにはどうすればいいのか」というテーマで話を進めてきました。

    誰かに影響を与えることはとても簡単ではありません。

    ですが、あなたが誰かに憧れを持ったように、あなた自身がそんな存在になれるように日々努力をしてください。

     

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