疲れない人間関係の線引き方法

FROM.髙野 美海
こんにちは、株式会社ニュースパイラルの髙野です。
突然ですが、あなたは友だち何人いますか?
突然こんなことを聞いてどうしたんだと思われると思うのですが、気になるんです。
人はどれくらいの人数友だちがいるものなのかと…。
というのも、10月に結婚式を控えていて、誰に来てもらうかということを考えなければならなかったのですが、私は友人として呼ぶ人が7人でした。
友だちとまではいかなくても、ほかにも一緒に遊んだり、どこかへ出かけたりする人はいます。
しかし、その人たちは呼ばなかったんですよね。
人にはそれぞれ友だちの線引きがあると思いますが、私はその線引きの友達の部分に入った人しか呼びませんでした。
私は呼ぶ人を迷わなかったのですが、とある悩みをインターネットで見つけたんです。
それは、「結婚式に呼びたくない友人がいます…。どうしたらよいでしょうか?」
という悩みでした。
私は何故悩む必要があるの!と思ってしまいますが、
それは、友達の線引きがしっかりとできていないから悩みが生まれたのです。
ですがいつもこのように考えていては疲れてしまいますよね。
そこで今回は、疲れない人間関係の線引き方法をお話しします。
Contents
何故、人間関係で疲れるのか?
人間関係において悩みはたくさん出てきます。
疲れますよね。
では何故疲れてしまうのでしょうか?
人目を気にしすぎている
周りからどう思われているのか、誰しも少しは気になりますよね。
しかし、気にしすぎていると本当の自分がわからなくなり疲れてしまいます。
周りを気にすることで、気遣いができるというメリットもありますが、過剰すぎるとかえって自分を苦しめます。
良い人を演じている
これも人目を気にしているから出てくる原因の一つになります。
良い人を演じ、好かれることによって自分の存在意義を見出そうとしているのです。
このような人の頭の中では、嫌われ者はだめだと思っています。
嫌われることが怖いのです。
自分の中の線引きを作る
人間関係で疲れてしまうと、日常生活が辛いですよね。
常に人の顔色をうかがって生きなければなりません。
その状況から脱却するためには、自分の中で線引きを決める事です。
そうすることで、自分のテリトリーも相手のテリトリーも守る事ができます。
お互いを尊重する事ができ、自分の価値観を潰さず、理解し合う事ができます。
本当に自分と気が合う人とだけ、付き合う事ができるのです。
そうすることによって、人間関係に疲れる事はありませんし、ストレスも溜まりません。
自分を大切にすることができるのです。
私が結婚式に呼ぶ人を迷わなかった理由
冒頭でもお話ししましたが、私は結婚式に呼ぶ人を一切迷いませんでした。
その時は何も感じていませんでしたが、よく考えれば、私は線引きをしていたのです。
その理由は、結婚式は私と主人のものと思っていたからです。
二人のものと考えていたことで世間体を気にして、この人を呼んだ方がいいとか、あの人も呼ばないといけないよね?ということを考えるということがありませんでした。
私はなにより自分の選択で、自分を喜ばせたかったのです。
自分の人生を良くしたり、楽しくするための選択で、誰かに媚びる必要はないといつも思っています。
そういった考えから私は、呼ぶ人を選ぶことになんの悩みもなかったのです。
私には私の判断基準があり、何より私はそうしたいと思ったのだから、その選択を採りました。
他人の判断基準や世間体を気にして、本当はこうしたいのにという選択を採れないということを繰り返していくことで幸せになれるのでしょうか?
これでは本当に自分のためにはなりません。
ドライな人間関係を築く人の特徴
中には、人間関係にドライな人もいます。
その人の特徴をいくつかご紹介します。
距離感がはっきりしている
ドライな人は、相手の機嫌を伺うような態度はありませんし、ありのままで接してくれます。
そのため、第一印象として話しやすいと感じやすいです。
いつも自然体であるため、人によっては「冷たい人」と感じるかもしれませんが、そう感じる人とはそれなりの距離感で付き合うため問題はないのです。
自分の事を受け入れてくれる人だけで良いと思っているため、人それぞれで自然にできた適切な距離感が保つことができるのです。
むやみやたらに介入しない
ドライな人は他人のプライベートに興味がありません。
ですので、あくまでそれなりの人付き合いでよいと考えているのです。
自分が興味がないため、相手に自分のプライベートの事を聞かれるのは好みません。
また、「同僚だから」「同じ職場だから」というような状況を理由にした人付き合いの始め方も好みません。
無理はしない
決して人が嫌いなわけではないので、コミュニケーションを取ったり、誘われた飲み会にも行きますが、自分にとって負担がかかる事だと感じた場合はきっぱりと断ります。
自分を犠牲にしてまで無理はしないのです。
人付き合いのための、行きたくもない飲み会などに行くのを迷う事もありません。
潔く断りを入れる事ができます。
アドラー心理学にもこんな考え方があるらしい
嫌われる勇気というベストセラーがありますが、あの本はまさにアドラー心理学の内容について触れ、自分の手で人生をより幸せに生きるために必要な考え方や判断基準が書かれている本です。
結婚式に誰を呼ぶ、誰を呼ばないという問題が実際世の中で起こっているということは、呼ばないことを快く思わない人が一定数いるという事実を表しています。
ということは、私の〇〇さんを呼ばないという選択は、どこかで誰かが思わしく思っていなくて、私のことを嫌う理由になっているかもしれません。
しかし、嫌われるのが怖いからと、嫌だけど呼んでおこう…と呼びたくない人を呼んでしまうのは、自分が幸せになる選択とは言えませんよね。
私は、自分の幸せは自分でしか守れないし、作れないし、掴めないと思っています。だからこそ他人の目を気にしたりして、遠慮していてはいけないよねと思いました。
自分が幸せになる選択を採るという考えを一つ持っておくと、ちいさなことで迷うこともなくなりますよ。
幸せは自分の選択で守りましょう。
アドラー心理学については、弊社の動画でも詳しくお話していますので、そちらも合わせてご覧ください。
まとめ
今回は、疲れない人間関係の線引き方法をお話ししました。
人間関係でせっかくの楽しいひと時も、自分が主役になれる日も人の目を気にしていては楽しめませんし、幸せになれません。
何より疲れてしまいます。
ストレスはできることなら溜めたくありませんよね。
人間関係の悩みの多くは、自分の中で線引きを決める事で解決します。
実は、疲れさせているのは自分自身なのです。
線引きをしてドライな人と思われても良いんです。
あなたはあなたなのですから。
正直に生きる事によって、自分と本当に気が合う人は、自然と周りにいます。
人間関係に疲れないために、線引きを決め、自分をもっと大切にしませんか?
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