お金を稼ぐことは悪いこと?

こんにちは、ニュースパイラルの髙野です。
お金を稼ぐということに対してのメンタルブロックを持っているような気がします。
私は、現在入社2年目なのですが、私も実は、商品を売るということに罪悪感のようなものがありました。
弊社では、金額が上のものだと100万円を超える商品があるので、その金額を聞いただけで、入社したての頃は、「え、それって大丈夫?」という気持ちを抱かずにはいられませんでした。
というのも、私は、大学4年生の時に、水族館でお写真コーナーで写真を売るバイトをしており、その価格は1300円で、それでも買って行かない方というのがたくさんいたので、100万円を超える商品なんて、売れるの?大丈夫なの?お客さんにとってはどうなの?という考えが頭の中にいっぱいでした。
しかし、お金を稼ぐということは、世界をよくしていると言い換えることができるんです。
この記事では、お金を稼ぐことに対して、何か自分は悪いことをしているのではないかと抵抗を感じてしまう人に、100万円超の商品がお客さんに喜んで買われていく会社で私がたどり着いた考えである、お金を稼ぐことで世界がよくなるというお話をしたいと思います。
消費者がお金と引き換えに得るもの
まず、お客さんにそんなにお金を払わさせて申し訳ないという気持ち(メンタルブロック)があると思うのですが、お客さんはお金を支払った代わりに得ているものは何ですか?
何も得ていないのに、お金だけを払っていたら、もちろん問題です、詐欺です、普通に(笑)
しかし、お客さんはあなたの商品を受け取る対価として、あなたにお金を払っていますよね。
あなたがお金を払うときはどんな時?
あなたがお金を払うときはどんな時?という風に聞きましたが、あなたはどんな時に買い物をしますか?という風に聞いたほうが考えやすいかもしれません。
あなたが買い物をするときはどんな時でしょう。
私は、最近浴槽を洗う用のスポンジを買いましたが、理由は今まで使っていた浴槽用スポンジが汚れてしまい、これからも浴槽を掃除するためには、代わりのスポンジが必要だったからです。こんなにきちんと理由を書くとなんだか変な気分ですが、スポンジ一つ買うのにも、お客さんである私には、きちんと理由があり、その目的も達成するために、スポンジを購入するんですよね。
この自分の買い物のメカニズムを頭に置いておくと、ものを売るときのメンタルブロックを外す力になってくれるはずです。
お金が使われることで世界はどうなるのか
今からモノをることに対して、罪悪感を持っていて、商品を売るのが何だかしんどいという考えになってしまっている人に、一番伝えたいことをお話しします。
お金が使われる、ものが買われていくことで何がどうなるか考えたことがあるでしょうか?ほとんどの人が考えたことがないと思いますが、お金を使い、ものを買うことで、世界に富が増えるんです。
・・・どういうこと?と思った方たくさんいらっしゃるとも思います。もう少し読み進めてください。
商品を買う側、商品を売る側がそれぞれ得るものを考えると分かりやすいです。
まず、商品を売る側が手に入れるものは、商品の対価としてのお金です。
そして、商品を買う側が手に入れるのは、商品ですよね。そしてここがキーなのですが、その買う側が手に入れる商品というのは、売る側であるあなたやあなたの会社が生み出したものですよね。となると、その商品は、あなた、ないしはあなたの会社が作らなければ、生み出されなかった富です。富などというと、大げさだと感じるかもしれませんが、今までなかったものを生み出し、それを求めてお金を出す人が存在するならば、それは立派な富ですし、その商品を売るとこに対して、うしろめたさを感じる必要はありません。
お金が使われるということは、その対価として、お金を支払った人が富を手に入れるということであり、世界に今までなかった富が生まれ、世の中が豊かになるということです。
お金と引き換えにモノを買うことができる世の中だからこそ、成り立つ仕組みですが、モノの売り買いの本質とは、間違いなく、片一方が新しい富を生み出し、それを得るために、お金を使うというものです。単純です。
一番伝えたかったことは、モノを売るということは、今までになかった富を生み出して、世の中を豊かにすることなので、何も罪悪感を感じる必要はありませんということです。
要らないモノは買わない
物を売ることがいいこと?悪いこと?というこのテーマで議論をしていると出てくるのが、こんなものを売ってしまってという気持ちです。
しかし、考えてみて下さい。自分がお客さんの場合、要らないモノって買いますか?
先ほど、私は、最近浴槽用のスポンジを購入したとお話をしました。しかし、そこで、もし洗面器を勧められても買わないんですよね。私が欲しいものは浴槽用スポンジであり、洗面器ではありません。我が家に洗面器はありませんが、それは、私が生活するうえで洗面器が必要ないからです。洗面器を持たないという選択をしたうえでの、洗面器がないという状態です。
しかし、今、鞄が欲しいな~という風に考えていたとしたら、そこにいい鞄があって、それを勧められて、いいなと思えば、買うと思います。当たり前ですが、反対に、これはあんまりだなと思えば、買いません。
何が言いたいかというと、お客さんは自分に必要と感じるものしか買わないということです。
ですので、むしろ、お客さんはあなたの提供するその商品ないしサービスが欲しくて買うのですから、売らない方がどちらかというと悪ですよね。
逆に欲しくないものを買わせるのも、これまた悪になりますが、あなたが提供しているものをお客さんが理解をしたうえで、お客さんが購入するという考えに至ったものに対しては、自信をもって提供してください。
まとめ
今回は、「お金を稼ぐことは悪い事なのか」という疑問を基にお話ししました。
私も、この考えに至るまでは、自社で取り扱う商品の価格もあり、少し悩んでいる時期がありました。お客さんにお金を使わせることはよくないんじゃないかという思いから、どうしても前向きに思えなかったんですよね。
しかし、お客さんは今、自分が持っていないモノで必要と感じるものを買っているし、自分たちがその商品を生み出すことで、世の中になかった富が生まれるという考えで救われました。
どれも、真剣に作っている商品なので、それだけで自信をもって売ればいいのですが、実際お客さんに金額の話をするとなると、後ろめたく感じてしまうことってありますよね。そんなときは、お客さんには価値を提供し、世の中に新しい富を生み出しているということを思い出してみて下さいね。
PS
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